最初にお伝えします。
椿の花咲く頃は、2019年KBS演技大賞で、12冠を獲得した、超大ヒットドラマです。
青年演技賞:キム・ガンフン(ピルグ)
新人賞:ソン・ダムビ(ヒャンミ)
助演賞:オ・ジョンセ(ギュテ)、ヨム・ヘラン(ジャヨン)
作家賞:イム・サムチュン作家
ネティズン賞:カン・ハヌル(ヨンシク)
ベストカップル賞:コン・ヒョジン&カン・ハヌル、オ・ジョンセ&ヨム・ヘラン
優秀賞:キム・ジソク(ジョンヨル)、イ・ジョンウン(トンベク母)
最優秀賞:カン・ハヌル(ヨンシク)
大賞:コン・ヒョジン(トンベク)
授賞式は、[椿の花咲く頃]の独壇場でした。
さて、これほどまでに、大ヒットしたドラマってどんな内容なのでしょうか?
ドラマ[椿の花咲く頃]の概要
동백꽃 필 무렵(トンベクコッムリョプ)
ドラマのジャンルは、ロマンティックコメディー&サスペンス
監督:チャ・ヨンフン「むやみに切なく」「君はロボット」
脚本:イム・サンチュン「サム、マイウェイ」
視聴率は、最終回が23.8%!
60分×20回
韓国での放送は、KBSで2019年9月〜11月
主要キャスト
トンベク役:コン・ヒョジン
ファン・ヨンシク役:カン・ハヌル
カン・ジョンリョル役:キム・ジソク
ジェシカ役:ジ・イス
ノ・ギュテ役:オ・ジョンセ
ホン・ジャヨン役:ヨム・ヘラン
[椿の花咲く頃]のあらすじ
コン・ヒョジョン演じるドンベクは、施設で育った。
親に捨てられ、いじめを受けながら成長しました。
そのせいか、おどおどして文句も言えず、村の人もドンベクの噂をします。
ドンベクは、シングルマザーで、8歳の息子ピルグがいます。
6年前に、田舎町オンサンにやってきました。
ここで、「カメリア」と言う名前の食堂を営んでいます。
カメリアとは、椿。
ある日ドンベクがある事件の標的に!
そのせいで、犯人から命をねらわれてしまうのです。
カン・ハヌルが演じるヨンシクは、街の警察官。
ソウルから地元の警察官として戻って来た、まじめで純粋な青年。
ヨンシクはドンベクに、3秒で一目ぼれをします。
ドンベクを守ろうとヨンシクは一生懸命事件の捜査を進めていきます。
[椿の花咲く頃]レビュー
韓ドラにしては、地味です。
何が地味かというと、あり得ないことがあるのが韓ドラの常識だからです。
[椿の花咲く頃]には、出生の秘密も、記憶喪失も、赤ちゃんすり替えも出てきません。
復讐に燃える悪女もいません。
でも、地味な中に、流れる、ハイセンスな何か。
じわじわくる。
コン・ヒョジンが村に現れたときの、村人の表情がなんとも言えないの~♪
どのシーンも見逃せません。
復讐や、記憶喪失、財閥は出てこないんだけど、ワクワクします。
ラブコメだと思ってゆる~く観てたら、途中からサスペンスになって行きます。
でも、そう思ったとたんに、ヒューマンドラマにも変わる。
ところで、コン・ヒョジンとカン・ハヌルは、現実では、かなりの年の差があります。
でも、ドラマの中では、まったくそんなに年の差があるなんて、気が付きません。
ドラマの設定は2歳差。
コン・ヒョジンは、ドラマの撮影後のインタビューでカン・ハヌルについてこのように言っています。
「ハヌルを見ながら「どうして、ずっと笑っているの」と思った。
一度も神経質になったり、緊張することがなかったよ。
いつも穏やかで、なんでも熱心であり、スタッフに一人ずついちいち挨拶し、家に帰る。
明日の朝に会うというのにだ」と彼の行動を見て感じたことを述べた。
引用椿の花咲く頃ドラマインタビュー
百想芸術大賞2020
男性最優秀演技賞 カン・ハヌルさん おめでと~
脚本賞と助演男優賞も獲得!!