海外旅行でホテルや空港、カフェなどのWi-Fiを使うとき、通信を保護する方法の1つがVPNです。
ただし、VPNならどれでも同じというわけでなく、料金、同時接続台数、対応端末、サーバーの設置地域、返金保証などはサービスによって違います。
この記事では、海外旅行で使うVPNとしてSurfshark、NordVPN、MillenVPNの3社を比較します。
初めてVPNを使う場合でも選べるように、それぞれの違いを紹介します。
海外旅行におすすめのVPN3社を比較
海外旅行向けに比較したいVPNは、次の3社です。
| VPN | 料金の目安 | 同時接続 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| Surfshark | 長期プランあり | 無制限 | 家族・複数端末で使いたい |
| NordVPN | 契約期間で変動 | 10台 | 接続先の多さを重視する |
| MillenVPN | 7日638円〜 | 無制限 | 短期の海外旅行で使いたい |
2026年8月時点では、Surfsharkは100か国に4,500台以上のサーバーを設置。
NordVPNは224以上のロケーションをカバーしており、幅広い地域から接続先を選べます。
MillenVPNは140以上のロケーションに2,000台以上のサーバーがあり、7日・15日・30日の短期プランも用意されています。
料金やキャンペーンは変更される場合があるため、申し込み前に最新料金を確認しましょう。
海外旅行用VPNを選ぶときのポイント
海外旅行用のVPNを選ぶときは、料金だけで決めないことが大切です。
旅行中の使い方に合わせて、確認しておきましょう。
料金と契約期間を確認する
VPNには、1か月、1年、2年などのプランから選べます。
長期契約ほど1か月あたりの料金が安くなるサービス。
ただし、1回の海外旅行だけで使いたいだけなのに、2年も契約する必要はないですよね。
MillenVPNには7日・15日・30日のワンタイムプランがあるため、短期旅行の場合は検討して見て下さい。
今後も海外旅行や外出先のWi-FiでVPNを使う予定がある場合は、2年プランだとめちゃくちゃお得です。
同時接続できる台数を確認する
海外旅行には、スマホだけでなくパソコンやタブレットを持っていく方もいることでしょう。
家族旅行では複数人の端末をVPNに接続しなくてはなりません。
SurfsharkとMillenVPNは同時接続台数が無制限。
NordVPNは1つのアカウントで最大10台まで接続できます。
複数端末で使う場合は、同時接続台数も比較しておきたいポイントです。
利用する端末に対応しているか確認する
VPNによって対応しているOSや端末が異なります。
SurfsharkはWindows、macOS、Linux、Android、iOSなどに対応しています。
NordVPNもWindows、macOS、Linux、Android、iOSのほか、ブラウザやテレビ向けアプリなど幅広い端末に対応。
MillenVPNもWindows、Mac、iPhone、Androidなど主要な端末で利用できます。
旅行へ持っていくスマホやパソコンが対応しているか、申し込み前に確認しておきましょう。
サーバーの設置地域を確認する
VPNは、VPNサーバーを経由してインターネットへ接続します。
そのため、サーバーの設置国や地域も比較ポイントになります。
Surfsharkは100か国に4,500台以上のサーバーがあります。
NordVPNは224以上のロケーションをカバー。
MillenVPNは140以上のロケーションに2,000台以上のサーバーが設置されているとのこと。
サーバー数だけでなく、利用したい地域に接続先があるか確認して選びましょう。
返金保証の条件を確認する
VPNには返金保証が用意されています。
SurfsharkとNordVPNには30日間の返金保証があるので安心ですね。
MillenVPNも1年・2年のサブスクプランなら30日間の返金保証が使えます。
ただし、MillenVPNの7日・15日・30日のワンタイムプランは返金保証の対象外です。
返金保証には条件があるため、申し込み前に利用規約を確認しておきましょう。
海外旅行におすすめのVPN3選
ここからは、Surfshark、NordVPN、MillenVPNをそれぞれ詳しく紹介します。
1.Surfshark
VPNでデジタルセキュリティを改善する【SurfShark】Surfsharkは、複数の端末でVPNを使いたい場合に比較したいサービスです。
1つの契約で同時接続できる端末数に制限がありません。
スマホだけでなく、パソコンやタブレットなど複数の端末を利用できます。
家族旅行で複数人のスマホを接続する場合にも候補になります。
2026年8月時点では、100か国に4,500台以上のサーバーを設置しています。
日本、韓国、台湾、タイ、シンガポール、アメリカ、ヨーロッパ各国など幅広い地域にサーバーがあります。
Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど主要なOSに対応しています。
料金は契約期間やキャンペーンによって変わりますが、長期プランでは1か月あたりの料金が低く設定されることがあります。

30日間の返金保証も用意されています。
ただし、返金保証には利用条件があるため、申し込み前に確認が必要です。
2.NordVPN
NordVPNを見てみるNordVPNは、接続先の選択肢を重視する場合に比較したいVPNです。
2026年8月時点では、224以上のロケーションをカバーするサーバーネットワークを提供しています。
1つのアカウントで最大10台まで同時接続できます。
Windows、macOS、Linux、Android、iOSに対応しているほか、Chrome、Firefox、Edgeなどのブラウザ向けサービスやテレビ端末にも対応しています。
スマホだけでなく、旅行へ持っていくパソコンやタブレットでも使えます。
料金は契約期間やキャンペーンによって変動します。
年間で一番安く感じるのは、年末のクリスマスセール、またはブラックフライデーです。

初回価格と更新時の料金が異なる場合もあるため、契約期間だけでなく更新料金まで確認しておきましょう。
すべてのプランには30日間の返金保証があります。
3.MillenVPN
WiFiのセキュリティ強化をするならMillenVPNは、1回の海外旅行だけVPNを使いたい場合に比較したいサービスです。
長期契約だけでなく、7日・15日・30日のワンタイムプランが用意されています。
2026年8月時点のワンタイムプランは、
7日間580円
15日間980円
30日間1,580円

となっています。
短期の旅行で数日だけVPNを使いたい場合でも契約できる料金体系です。
また、1年プランや2年プランも人気!
MillenVPNは140以上のロケーションに2,000台以上のサーバーを設置しています。
東京、大阪、ソウル、台北、香港、バンコク、シンガポールなどにも接続先があり、同時接続台数は無制限。
1年・2年のサブスクプランには30日間の返金保証が使えますが、7日・15日・30日のワンタイムプランは対象外になります。
Surfshark・NordVPN・MillenVPNはどれがいい?
3社にはそれぞれ違った特徴があります。
家族旅行や複数端末で使いたい場合は、同時接続台数が無制限のSurfsharkが候補になります。
接続先の選択肢を重視する場合は、224以上のロケーションをカバーするNordVPNがあります。
1回の旅行だけ使いたい場合は、7日・15日・30日のワンタイムプランがあるMillenVPNがいいかもしれませんね。
筆者は、3つとも使いましたが、やはりNordVPNが一番安定していました。
ただSurfSharkもどんどんロケーションを増やしていっているので、NordVPNと変わらなくなってきました。
いずれも、チャットでカンタンに問い合わせが出来て(日本語でOK)、サポートも満点です。
また、MillenVPNは日本の会社なので、安心感は抜群。
私だったら、海外旅行に使うのならMillenVPNかな?
料金だけではなく、旅行日数や使う端末の数を考えて選びましょう。
海外旅行でVPNは本当に必要?
海外旅行でVPNは必ず必要というわけではありません。
VPNは、インターネットへ接続するときの通信経路を暗号化する仕組みです。
ホテルや空港、カフェなどのWi-Fiを利用するときに、通信を保護する方法の1つとして利用できます。
以前は、公共の場でWi-Fiを使うと、個人情報を盗まれると言われていたので、VPNは必須でした。
しかし、最近は公共のWi-Fiでも安全なのだそうですよ。
一方、海外ローミングやeSIMなどのモバイルデータ通信を中心に使い、フリーWi-Fiをほとんど利用しない場合は、VPNを使う場面が少ないです。
旅行中にどのような通信方法を使うのかを考えて判断しましょう。
VPNを使えばフリーWi-Fiは完全に安全?
VPNを利用しても、インターネット上のすべての危険を防げるわけではありません。
VPNが保護するのは、主に端末からVPNサーバーまでの通信です。
例えば、
偽のWebサイト
フィッシングメールやメッセージ
自分で偽サイトへ入力したパスワード
不正なアプリやファイル
オンライン詐欺
などをVPNだけで防ぐことはできません。
VPNを利用するときも、アクセスするWebサイトや受信したメッセージを確認することが大切です。
フリーWi-Fiを使うときの注意点については、別の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:海外旅行のフリーWi-Fiは危険?知らずに使うと起こるリスクを解説
海外旅行でVPNを使う方法
VPNを利用する場合は、旅行前に準備しておくと現地で設定する手間を減らせます。
出発前にVPNを契約する
まず利用するVPNを選び、公式サイトから申し込みます。
料金だけではなく、契約期間や自動更新の条件も確認しておきましょう。
VPNアプリをインストールする
利用するスマホやパソコンにVPNアプリをインストールします。
海外へ出発する前にログインまで済ませておくと、現地で設定を進めやすくなります。
VPNへ接続する
アプリを開き、利用するVPNサーバーへ接続します。
接続方法や表示はサービスによって異なります。
フリーWi-Fi利用時にVPNの接続状態を確認する
ホテルや空港などのWi-Fiへ接続したら、VPNが接続された状態になっているか確認します。
Wi-Fiへつながっていても、VPNが自動的に接続されるとは限りません。
利用するVPNの設定を確認しておきましょう。
VPNとeSIMはどちらを使えばいい?
VPNとeSIMは役割が違います。
eSIMは、海外でスマホをインターネットへ接続するための通信手段です。
VPNは、インターネット通信を保護するための仕組みです。
そのため、「VPNかeSIMのどちらかを選ぶ」というものではありません。
旅行用eSIMでモバイル通信を利用しながら、必要に応じてVPNを使うこともできます。
海外旅行向けのeSIMについては、別の記事で比較しています。
関連記事:海外旅行におすすめのeSIMを比較!料金・対応国・データ容量の違いを解説
無料VPNでも大丈夫?
無料で利用できるVPNもあります。
ただし、無料VPNだから危険、有料VPNだから必ず安全と一律に判断することはできません。
無料サービスでは、
データ容量
通信速度
利用できるサーバー
広告表示
利用できる機能
などに制限が設けられている場合があります。
また、VPNは通信を経由させるサービスなので、運営会社やプライバシーポリシーを確認することも大切です。
旅行中に継続して利用する場合は、料金だけではなくサービス内容を確認して選びましょう。
海外旅行用VPNのよくある質問
VPNはずっとONにしておく必要がある?
VPNを常にONにしておく必要があるかは、利用する通信環境や目的によって変わります。
フリーWi-Fiを使うときなど、通信を保護したい場面ではONにしましょう。
VPNを使うと通信速度は遅くなる?
VPNでは通信を暗号化し、VPNサーバーを経由するため、接続環境によって通信速度が変わる場合があります。
接続するサーバーの場所や混雑状況などによっても速度は異なります。
スマホだけでもVPNは使える?
iPhoneやAndroid向けのアプリを提供しているVPNであれば、スマホだけでも利用できます。
Surfshark、NordVPN、MillenVPNはいずれもスマホに対応しています。
家族でもVPNを使える?
契約しているVPNの同時接続台数や利用規約の範囲内で利用できます。
SurfsharkとMillenVPNは同時接続台数が無制限で、NordVPNは最大10台です。
複数人で使う場合は、申し込み前に利用条件を確認しましょう。
まとめ|海外旅行用VPNは料金と旅行日数で選ぼう
海外旅行でフリーWi-Fiを利用するとき、VPNは通信を保護する方法の1つです。
今回比較した3社では、複数端末や家族で利用したい場合はSurfsharkがおすすめ。
接続先の選択肢を重視する場合はNordVPN。
1回の海外旅行だけ利用したい場合は、7日・15日・30日の短期プランがあるMillenVPNです。
VPNは必ず利用しなければならないものではありません。
海外で利用する通信方法やフリーWi-Fiの利用頻度を考えたうえで、料金、旅行日数、同時接続台数、対応端末などを比較して選びましょう。






