こんにちは。この記事では、韓国の歴史上の人物チャン・ノクスについての話題を書いていきます。
チャン・ノクスはドラマ「王の女」にも出てきました
もちろん「チャン・ヒビン」にも登場してます
歌にまでなってます!!
いったい、どれをレビューすればよいのかわからないくらいチャン・ノクスは、作品がとても多いです。
さんざん、迷いましたが、チャン・ノクスを史実にほぼ忠実に再現している
「王妃 チャン・ノクス~宮廷の陰謀~」をレビューしますネ。
それでは、最後までどうぞよろしくお願いします。
「王妃 チャン・ノクス ~宮廷の陰謀~」
1995年にKBSから放送
全52話
キャスト
チャン・ノクス パク・チヨン
燕山君 ユ・ドングン
脚本 チョン・ハヨン 「明成皇后」「シンドン」
「王妃 チャン・ノクス ~宮廷の陰謀~」あらすじ
チャン・ノクスは、両班(貴族階級)である父と、賎民である母との間に生まれました。
ここから、すでに悲劇は始まっています。
身ごもった母は、隠れてノクスを生みます。
しかし、正妻に子供を産んだところを見つかり、母親は殺されてしまいました。
李王朝時代の朝鮮は、両班は特権階級にあり、なにをしても許されるのです。
逆に、 賎民 は両班に何をされても文句は言えません。
ノクスは、 賎民 として育ちます。
正妻である継母に苛め抜かれ、考えられないほどの仕打ちを受けて育ちました。
賎民 から逃れたいだけで、成長したノクスは妓生(キーセン)の道に進みます。
「王妃 チャン・ノクス ~宮廷の陰謀~」レビュー
韓国には「三大悪女」という番付をもつ実在の人物たちがいました。
チョン・ナンジョン
チャン・ヒビン
その最後を飾るのはチャン・ノクス
チャン・ノクスの噂を聞いた燕山君は、ノクスに会って、ひと目で気に入ります。
そして、ノクスは、入宮“オンナ”を武器に暴君燕山君に取り入り宮廷で贅沢三昧の暮らしを始めます。
王みずからが恐ろしく浪費癖があり、おまけに人を人とも思わない非道振りを極める。
しかし燕山君は、暴虐と贅沢の限りを尽くした末、1506年のクーデターによって王位を剥奪されてしまいます。
燕山君は母親の仇を打つという大義名分がありましたが、チャン・ノクスや、燕山君の周りのものどもはなぜ、そそのかすばかりで、止めなかったのでしょうか・・・。
後になって私ごときがとやかく言う権利はないのですが後世になってまでも非難され 悪女呼ばわりされる チャン・ノクス・・・。
救いがたい女です。
チャン・ノクスの最期。
1506年9月2日 クーデター勃発
燕山君は囚われの身になり島に流刑されたあと約3ヶ月で病死します。
当然チャン・ノクスも囚われます。
チャン・ノクスは、打ち首になります。
そして、その遺体は放置される。
人々は遺体につばを吐き石をぶつけ人々の投げつけた石で石塚ができてしまったそうです。
ほんまかな?
どうやって 宮中のことを民が知り得たのでしょうか・・・。
なぜ、チャン・ノクスの悪行を民は知っていたのでしょうか?
人の口に戸は立てられないと言いますが、それほど、正確に伝わったとは思えません。
チャン・ノクスの悪行
その1
1504年 チャン・ノクスが、
「2人の側室が私の部屋に王を非難する手紙を送ってきました」と告げ口をした。
それを聞いた燕山君は、2人の側室の家族を全員拷問にかけた。
しかし、1人として自白しないので、2人の側室の家族は全員処刑し さらに近い親戚筋を島流しにした
その2
1505年
燕山君は大勢の妓生を呼んで酒宴を開いた。
1人の妓生がついチャン・ノクスのチマ(スカート)を踏んでしまった。
怒った燕山君はその場で妓生の首をはねたのです。
その首はさらし首に!!
その3
燕山君はチャン・ノクスに欲しいというものは与え、贅沢三昧に生活をさせた。
側近の家臣達の注意は一切聞かず、逆に小言を言ってきた家臣を処刑した。
さっきは擁護してしまいましたが、たぶん やったのでしょう・・・。
やらかしました!
何かのドラマでは精神的に苦しむ燕山君を慰めようと
麻薬を飲ませていた場面がありました。
ここまで極悪非道な人間がいるのでしょうか?
もしかして その薬のせいで、より極悪性がひどくなっていたとも考えられます。
ほんとうのところは 誰もわかりません・・・・。
よろしければ、ぜひこちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです。↓↓