「女人天下」
韓国MBCで2001年に放送
全150話
「女人天下」キャスト
カンスヨン チョン・ナンジョン
チョン・インファ ムンジョン王后
イ・ドクファ ユン・ウォンヒョン
見た目は清楚でとても大人しそうに見える女性。
しかし、この女性は、悪女と天使の両面を持っていました。
幼いころはさげすまされて生きてきたため、妓生になることを決意。
目的は、一つ!
富を得るためです。
そして、ムンジョン王妃の側近にまで成り上がることに成功。
一方、そのムンジョン王妃とは、どのような女性なのでしょうか?
美貌と気品の持ち主。
裏で側室たちの内情を把握し、正室としての地位を守り抜きます。
聡明なナンジョンを寵愛したことで悲劇が起こります。
美貌とカリスマ性あふれる気品の持ち主ですが、常に、側室達の内情を把握し、正室としての地位を守ります。
聡明なナンジョンを気に入り寵愛し、後援者になっています。
「女人天下」レビュー
これは、悪いわ!
どうみても、朝鮮3大悪女に入ります。
もう最初から悪い!
ユン・ウォンヒョンの正妻の座を虎視眈々と狙っています。
そして、挙句の果てに自分から正妻にするように頼むのです。
それで怒りを買うのですが、意外とユン・ウォンヒョンの野望を逆手にとり、いろいろと策を講じてうまく立ち回るナンジョンにユン・ウォンヒョンが心を開いていくのです。
その手で、次は..ムンジョン王后を攻略!
私は、このチョン・ナンジョンを演じたカン・スヨンさんはあまり好きではありませんでした
「ムン・ヒ」があまりにもひどかったように思えたからです
カン・スヨンのくせのあるしぐさが気になってドラマに没頭できなかったのでレンタルDVDのレビュー欄に辛口なレビューをしました。
レンタルDVDのレビュー欄にレビューを書くことは、私はしないのですが、「ムン・ヒ」に関しては黙ってはいられなかったのです。
でも、この「女人天下」のカン・スヨンさんはどうしたことか、別人のように素晴らしい演技をされています。
「ムン・ヒ」が2007年
「女人天下」が2010年
この3年でなにがあったのでしょうか?
訂正します
「ムン・ヒ」が2007年
「女人天下」が2001年
「ムン・ヒ」があとでした
だからか・・・・なんか老けてた・・・
チョン・ナンジョンの生い立ち
さて、チョン・ナンジョン。この女性は、いつの時代に生きた人なんでしょうか?
1506年から1565年だとされています。
日本では、戦国時代です。
チョン・ナンジョンの父は、両班だけれど、母は、賤民の妾でした。
そのため、ナンジョンは、本妻からいじめられて少女期を過ごします。
当時の、身分階級は、両班→中人→常民→賤民となっていて、賤民は、一番下のクラス。
朝鮮王朝時代の両班は、政府の官職についている人たちで、優遇されていました。
反対に、賤民は、犬よりも劣る扱いで、売り買いの対象とされ、両班からひどいしうちを受けていました。
大人になったナンジョンは、虐待から逃れるために、妓生になります。そして、美貌と機転の利く頭脳を生かして、文定(ムンジョン)王后の弟、尹元衡(ユン・ウォニョン)の妾になります。
文定王后は、自分の息子を王位につかせようと悪だくみをします。
その手先となって、動いたのがチョン・ナンジョンです。
ありとあらゆる、悪いことをして、巨万の富をえます。
しかし、後ろ盾の文定王后が亡くなるや、形勢は逆転、都から逃げて田舎で夫のユン・ウォニョンと隠れて暮らします。
しかし、ある日、都から役人が来たことを知り、自分を殺しに来たのだと勘違いをして、自ら毒を飲んで死んでしまいます。その変わり果てた姿をみてユン・ウォニョンは、ナンジョンの墓の前でやはり服毒自殺。
なんとも、哀しい生涯です。
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